Q1. 溶接ブース内の機材配置(溶接機やホルダーの位置など)はどのような配置ですか。
A1 ※溶接機は競技規定のものになっています。(パナソニックYK-300AJ3 小形交流アーク溶接機)
Q2. 溶接ホルダーかけの準備はされていますか。
A2 準備しています。写真を参考にしてください。ただし、競技規定にあるように溶接棒をつけたままホルダーにかける、ホルダーの地面置きは減点対象になりますので注意してください。
Q3. 溶接台の高さ、天板の大きさはいくらですか。
A3 作業台は W600×D350×H400 です。
Q4. 椅子の高さはいくらですか。
A4 椅子は 200×250×300 の箱型です。どの高さでも使用可能です。
Q5. 工具置き台等を持ち込んでもよいですか。
A5 工具箱は会場で準備していませんので、各自で工夫した道具箱を持参してください。使いやすいように自作しても構いません。ただし、隣のブースにはみ出さないように大きさと形状には注意してください。
Q6. 自動遮光面は使用可能ですか。
A6 使用可です。
Q7. 材料配布のタイミングはいつですか。
A7 用具点検時に配付します。
Q8. バリ取りのためのやすりは持ち込んでもよいですか。
A8 材料のやすりがけは行いませんので、やすりの持ち込みは禁止しています。気になる個所があれば用具点検の材料配布時に予備材料との交換も可能です。
Q9. 膝にプロテクターを付ければ、膝を床に付いて溶接してもよいですか。
A9 たとえプロテクターを付けていても、膝をついての溶接作業は安全作業の観点から行わないでください。
Q10. 持参物にある「ペンライト」の使用目的を教えてください。
A10 溶接後の溶接欠陥(ピンホール等)の確認用です。必要があれば持ち込んでください。
Q11. みぞ形鋼を動かすときは、やっとこ等を使用しないとだめですか。
A11 手袋を着用していれば、触っても大丈夫です。本溶接開始後の作品は、安全作業の観点から工具等を使用して動かしてください。
Q12. 使用済み溶接棒は床や作業台の上に捨ててもよいですか。
A12 残棒入れと溶接棒立てを用意していますので、使用済みのものは残棒入れに、再利用するものは整理して置いてください。
Q13. タック溶接時に、治具は使用可能ですか。
A13 治具の使用は不可です。競技規定の4競技用機材(2)参加者が各自持参するものにあるⅤブロック4個と丸棒1本のみです。
Q14. けがき等の作業時間は別に設けられていますか。
A14 競技時間(50分)に含みます。
Q15. タック溶接の検査は競技時間に入りますか。
A15 角柱内タック溶接、すべてのタック溶接の点検も競技時間に含まれます。各点検時間は減点がなければ1分程度で検査ができますが、減点個所の長さ測定を行う場合や競技委員の技量により少し時間がかかる場合があります。ご容赦ください。
Q16. タック溶接審査のときの作業台の上のスラグは何で清掃してもよいですか。
A16 素手でなければ大丈夫です。
Q17. 本溶接終了後、仕上げ(スパッタ取り、スラグ取り)作業時間は別で設けられますか。
A17 競技時間(50分)に含みます。
Q18. 溶接機の電源を切るのは作業終了を競技委員に挙手で申告する前ですか。
A18 作品を提出するために溶接ブースから離れる前に電源を切ってください。競技委員に終了を申告した後でも構いません。
Q19. 競技時間超過の減点は何点ですか。
A19 競技終了から5分までは-10点、5分を超え10分までは-20点です。10分を超えての延長はありません。
Q20. 採点用紙にある「外観試験」の溶接補修の減点は3箇所までしかないが、4箇所以上の補修はどうなりますか。
A20 用紙の関係で3箇所までの記載ですが、4箇所目以降も各-5点で減点します。他の減点項目も同様と考えてください。
Q21. 採点用紙の「不安全状態及び不安全行為、違反行為」の項目は同じ行為を2回以上行うと減点は加算されますか。
A21 同じ行為を複数回行っても重複して減点はしません。ただし、競技委員が作業上安全ではないと判断した場合は選手に注意をします。
Q22. ソケットの偏心誤差、角柱の偏心誤差はタック溶接後に測定しますか。
A22 偏心誤差は作業終了後の完成品審査(外観試験)で行います。タック溶接時は各部の溶接長さ、位置の検査を行います。
Q23. ソケットの偏心誤差、角柱の偏心誤差はスケールで読み取りますか。
A23 ソケットについては、専用のゲージで計測します。角柱の偏心誤差については、ノギスを使用して計測します。
Q24. ソケットの種類は管用テーパめねじRcかテーパ平行ねじRpか管用平行めねじGのいずれでしょうか。
A24 Rc1/2です。
Q25. ソケットの正確な寸法(外径)はいくつですか。
A25 φ28です。
Q26. 競技中の様子を写真撮影できますか。
A26 ブースによっては、3~4mくらいの位置から撮影可能ですが、抽選でブースが決まるので、撮影しにくい場合もあります。